１０日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」では、月刊くじら編集部がいよいよ東京へ取材に向かう。のぶ（今田美桜）は、冒頭で黒いバッグを繕っていたが、ネットでは嵩（北村匠海）へ「今こそ、あのバッグを！」の声が殺到した。

　この日の「あんぱん」では、メイコ（原菜乃華）が月刊くじらを読んでいる中、のぶは通勤バッグを必死に直していた。広告費の支払いを渋っていた質屋の店員をこのバッグで叩いてしまったことで壊れてしまったようだ。

　メイコから「そのバッグもおっちょこちょいで？」と聞かれたのぶは「またやってしもた」と苦笑する…。

　バッグといえば、嵩が東京の芸術学校時代に銀座で買った赤いバッグが思い出される。のぶに渡そうとするも渡せず、嵩が持っているはずの赤いバッグ。

　嵩は健ちゃん（高橋文哉）と飲み屋で飲みながら、夫も亡くし、教師も辞めて必死に生きているのぶを「自分みたいな奴が好きになっちゃダメなんだ」とウジウジ。偶然、この飲み屋にいた琴子（鳴海唯）が酔った勢いで、嵩が入社できたのはのぶのお陰だと暴露してしまう。健ちゃんは東京で長年の思いを伝えろと背中を押す。

　のぶの優しさを知った嵩へ、ネットでは「嵩、今こそあの赤いバッグをのぶにプレゼントしなきゃ」「そろそろあの赤いバッグが再登場するかな」「壊れたバッグ＋銀座＝赤いバッグ　嵩がんばれ！」「バッグを修理してるって、あの赤いバッグの伏線ビンビンやないか！」などの声が上がっていた。