【山田美保子のミホコは見ていた!】フジ女性アナへの期待

 フジテレビのアナウンス部長の佐々木恭子アナが局次長に昇進することが4日わかった。10日付の定期人事で、現在の「編成総局編成局アナウンス室部長」から「コーポレート本部アナウンス局次長」となるという。

 6日に放送された「検証フジテレビ問題~反省と再生・改革~」の中で、やっと当時の思いを語ることができた佐々木アナ。一部週刊誌で誤った報じられ方をされ、SNSでバッシングされながらも、長期間、反論する機会を与えられずに辛い日々を送っていたと思われる同アナの昇進は、後輩女性アナらにとっても勇気づけられることだと思う。

 ワイドショーもニュースもやれれば、「ワイドナショー」で東野幸治ら芸人と会話のキャッチボールもできた佐々木アナ。再び同アナの姿を多くの番組で見られる日が来ることを期待している。

 思えばフジテレビには昔から硬軟どちらもやれる女性アナが揃っており、それは現在も同様だ。

 「FNN Live News α」のメインでありながら、「全力!脱力タイムズ」ではキレキャラに徹し、ピンチヒッターを見事に務めた「さんまのお笑い向上委員会」ではクセ強芸人らを唸らせた堤礼実アナは最近、筆者がもっとも評価している女性アナの一人である。

 その「~向上委員会」の歴代女性アナの中で誰よりも楽しそうに振る舞い、「Mr.サンデー」では宮根誠司氏の傍らでアシスタントを完璧に務めている藤本万梨乃アナや、「すぽると!」「ジャンクSPORTS」などスポーツ番組の新たな顔であり、「~脱力タイムズ」では眼鏡をかけて“報道番組”を仕切る佐久間みなみアナにも注目している。

 若手では、松崎涼佳アナ、小室瑛莉子アナ、原田葵アナら「ぽかぽか」アナウンサーがどんどん力を付けてきている。局内の雰囲気が今よりもっと暗かったときにも満面の笑みを浮かべ、精一杯声を張りながら「牛肉ぴったんこチャレンジ」を始めとするコーナーのタイトルコールをしたり、レギュラー陣やゲストらを懸命に仕切ったりする彼女たちの健気な様子を見ていると涙さえ出てきたものだ。きっと共演者も観客も視聴者も大きな拍手を送っていたはずだ。

 そして前述の検証番組でも、会見を中継し続けた「Live News イット!」でもメインを務め、矢面に立ち続けたのは宮司愛海アナ。自身の想いに加え、同僚の声を代弁し続けた同アナはすっかり同局の顔となっている。

 今後も同局の女性アナを応援していきたい。

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