パク・ソジュンがドラマで使用した店舗 6年間無断で広告利用 事務所が600万円の訴訟を提起
日本でも人気の俳優・パク・ソジュンが、自営業者を相手取り60億ウォン(約6億円)の損害賠償訴訟を提起したと3日に現地で報じられ、Dispatchが所属事務所に電話取材を行い、実際に提起した金額は6000万ウォン(約600万円)だったと報じた。
現地メディアが「パク・ソジュンがケジャン(ワタリガニの漬け料理)業者に、60億ウォンの訴訟を起こし、500万ウォン(約50万円)の一部勝訴判決を受けた」と報じ、論争が勃発。「パク・ソジュンが自営業者殺しをした」などの誹謗中傷が飛び交った。
パク・ソジュンの所属事務所・awesome.entは、同メディアの電話取材に対し「パク・ソジュンの広告モデル料の予想被害額が、60億ウォン相当であるのは正しい。しかし、被告の営業規模と諸般の事情を考慮して、実際に請求したのは6000万ウォン(約600万円)だ」と明かしたという。
同店は、パク・ソジュンが2018年に出演したドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」のロケ地として、使われたという。その後同店は、19年から昨年9月まで撮影シーンの写真を利用し、“パク・ソジュンも食べて惚れたカンジャンケジャンの名店”などのフレーズで宣伝し、韓国最大ポータルサイトの検索広告も、6年間実施していたと伝えた。
パク・ソジュンの事務所は「19年から、再三にわたり広告掲載の中断を要請し、内容証明も2度送った。しかし、6年間無視され続けた」と、訴訟理由を説明したという。
