嵐・櫻井翔 視聴者と一緒に「嘘だろ…」と楽しみたい 日テレ「占拠」シリーズ第3弾「現場でも情報戦」
嵐の櫻井翔(43)がこのほど、日本テレビ系の主演ドラマ「放送局占拠」(12日スタート。土曜、後9・00)の制作発表会見に、共演の比嘉愛未(39)、瀧内公美(35)、戸次重幸(51)らと登場した。人気の「占拠」シリーズの第3弾で、櫻井にとっては勝手知ったる放送局を舞台にした「タイムリミットバトルサスペンス」に向け、意気込みを語った。
顔に汚れメークを施した状態で登場した櫻井は「第3作ということで、シリーズも2作目、3作目と続き、1年に1作ということで子どもからの人気も高い。モチベーションも高いです」と引き締まった表情を見せた。だがその直後に「僕だけ顔を汚されて…。ここに来るまで、何があったんだと思いながら(会場に)やってきました」と頭をかいて笑いを誘った。
櫻井演じる刑事・武蔵三郎を主人公とした「占拠シリーズ」の新章として「大病院占拠」(23年)、「新空港占拠」(24年)に続く作品になる。「大病院」では鬼、「新空港」では干支(えと)をモチーフにしたお面をかぶっていた武将集団は、今作では妖怪がモチーフの「妖(あやかし)」。櫻井も「もうお面ものはないだろうと思っていたら、まだあるのかって」と驚く武装集団と相対することになる。
舞台となる放送局は、櫻井にとってはなじみの深い“職場”。撮影時間外に顔なじみの職員とすれ違うこともあるといい「やりづらさは(クランク)インしてのしばらくはありました」と振り返る。また現場では「武蔵は汚れる役なので、現場の座る席が指定席のようにブルーシートが貼ってある」と苦笑い。そして「汚れが付くので、(汚れの目立たない)黒いTシャツを買い足した」と、まさに泥だらけで撮影に臨んでいることを明かした。
撮影に際しては、出演者ごとに与えられているストーリー情報が違うといい「現場でも情報戦。知っていること、知らないことの濃淡がある」と驚きの告白。そして「私たちも先を知らされていない。(制作発表会見時の)今でも5話までしか知らない。視聴者の皆さんと一緒に『嘘だろ…』と言いながら楽しみたい」と決めぜりふを交えて呼びかけた。
