韓国女優のハン・ソヒが昨年、俳優を志す生徒たちに直接アクション指導を行い、自費でノートパソコンまでプレゼントしたことが明らかになったと３０日、現地メディアのＤｉｓｐａｔｃｈが報じた。

　「ソウルアクションスクール」のキム・ミンス武術監督はこの日、同メディアの電話取材に応じ「ハン・ソヒさんは昨年７月、ソウル芸術大学演劇映画学科の学生４３人に、ノートパソコンをサプライズでプレゼントした」と明かしたという。

　ハン・ソヒは２０２１年、Ｎｅｔｆｌｉｘ「マイネーム：　偽りと復讐」で主演を務めた際、同アクションスクールで３カ月以上のトレーニングを積み、撮影に臨んでいた。そして、撮影終了後もアクションスクールに通い続けたハン・ソヒへ、キム監督がソウル芸大と連携した特別講義を提案、快諾したという。

　キム監督は「当初、１日だけ授業をお願いしたが、ハン・ソヒさんは自主的に５日間来てくれた。そして１日４時間ずつ、学生たちにアクション演技に必要な基本技、拳法、落とし技、ワイヤーアクションなどを教えてくれた」と伝えた。

　さらに修了式にも参加し、学生たちのために自費で準備したノートパソコンをプレゼント。これにはアクションスクール側も、学校も所属事務所も「誰も知らなかった」と言及した。

　またハン・ソヒは、学生たちとグループチャットを作成して交流を続けているとし、キム監督は「ハン・ソヒさんは、学生たちに忘れられない経験と、思い出をプレゼントしてくれた」とコメントしたことを伝えた。