関暁夫はなぜ都市伝説を追うのか 「やりすぎ都市伝説」特番で地球外生命体を調査「素直な気持ちになって情報を受け入れて」
タレントで作家、都市伝説テラーの関暁夫(50)がこのほど、デイリースポーツの取材に応じた。29日放送のテレ東系「ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説2025スペシャル」(日曜、後6・30)では地球外生命体を調査し、2026年に起こる新世界秩序を掘り起こす。地球外生命体に対する自説や、不可思議現象を追う真意を明かした。
2007年から不定期に特別番組で放送されている都市伝説シリーズ。関は第1回放送からの世界の急速な進歩を口にした。
「人類以外の生命体がいよいよ世の中に出てきている。今回も研究に携わっている人に話を聞いていますが、地球史はいろいろ変わってきていて、世界開拓において、今まで世界が隠していた情報がこれから、新たに公表されてきます」
21世紀に入って以降、宇宙開拓は世界的に進んできた。21年には実業家・前澤友作氏が日本の民間人として初めて宇宙ステーションに滞在するなど、徐々に身近なものとなってきている。関は年月の経過とともに、地球外生命体の存在について徐々に解明されてきたと力説し「地球というものの宇宙との関係性も明らかになって、我々生命体もどこから来たのかも明らかになってくる」と力を込めた。
2026年を「New World Order」(新世界秩序)突入と位置づける。地球人が宇宙に行くように、将来的に宇宙人が地球に来ることもありうるという。なぜ、関は都市伝説とされる多くの不可思議な事象を深く掘り下げるのか。
「例えば、目の前に宇宙人が来たらパニックで倒れちゃう人がたくさんいるでしょう。なぜ、恐怖がおきるかというのは、無知から起こるんですよ。未知なることを知ることで恐怖は克服できるんです」
未来を見据える目を持ってほしいと願う。一方で80分の特番の中では、1963年11月12日に米・ダラスで起きたジョン・F・ケネディ大統領暗殺の真実も探る。今回は現地に出向き、新たに公開された機密文書を読み解く。「何が書かれているのかが明かされるのも今回のやりすぎの見どころの一つ」と明かし、最後に「火のないところに煙は立たない。信じるか信じないかはあなた次第ですけど、素直な気持ちになって情報を受け入れてほしい」とお決まりのフレーズでPRした。
◆関暁夫(せき・あきお)1975年6月21日生まれ。東京都出身。1999年から2009年までお笑いコンビ・ハローバイバイに在籍。現在は世界の不思議ミステリーを紹介する都市伝説テラーとして活躍。13年から東京・自由が丘でオーナーを務める「セキルバーグカフェ」を経営。最近はオンラインクラブ「情熱クラブ」を手がけ、メンバーと防災への取り組みやボランティア活動を行っている。
