２６日に日本テレビ系で放送された「ダウンタウンＤＸ」最終回の世帯平均視聴率が関東地区で５・１％（個人平均３・０％）だったことが２７日、ビデオリサーチ日報で発表された。

　名物番組の最終回は数字が大幅増となることが多いが、前週の５・５％、前４週平均の５・５％も下回った。

　同時間帯ではテレビ朝日「報道ステーション」（１０・６％）、フジテレビ「波うららかに、めおと日和　最終回」（６・１％）、ＴＢＳ「櫻井・有吉ＴＨＥ夜会ＳＰ」（５・９％）に次ぐ４位だった。

　放送３２年、全１３８３回のラストとして注目された最終回は、別のレギュラー番組には療養から復帰している浜田雅功が出演せず、出演歴があるタレントが４台の車に分乗して番組を振り返る予想外の内容だった。過去映像を含めダウンタウンの映像も流れず、ネット上が「何があった？」と騒然となった。

　番組構成担当の放送作家・山名宏和氏がブログに「前代未聞の最終回となった」「おそらく非難轟々だろうが、いろいろとお察しください。そして、これもまたダウンタウンの逸話のひとつとして覚えておいて頂けると幸い」と記した。

　最終回に出演した森田哲矢はＸに「ダウンタウンＤＸ謎の最終回出ております！」と意味深長に投稿した。

　最終回ラストでは番組記録が表示され、高視聴率番組の常連だった「ＤＸ」の最高視聴率は「関東２０・９％、関西２２・２％」と伝えられていた。

　なお「打ち合わせ平均時間　浜田雅功３分１２秒　松本人志５１秒」「浜田がスタッフにキレた回数　２５４回」「浜田が吸ったタバコの本数　２９０７本」の記録も紹介され「３２年間　ありがとうございました」の特大テロップで終了した。