NMB48小嶋花梨 11月にグループを卒業 2代目キャプテン「もうNMB48の未来は大丈夫」
NMB482代目キャプテンを務める小嶋花梨(25)が26日、大阪市のNMB48劇場で行われた「天地のユートピア」公演で、11月にグループから卒業することを発表した。
アンコール終了後、メンバーから促された小嶋が「私、小嶋花梨はNMB48を卒業します」と発表すると、ファンからは「えぇーー」という大きな困惑の声が漏れた。
目を真っ赤にした小嶋は「NMB48大好きな気持ちだけで1人で大阪に来て、本当に毎日が幸せでした」と、9年間の活動を振り返った。
小嶋は2018年に初代キャプテンの山本彩の後を継ぎ2代目キャプテンに就任。「押しつぶされそうになるときもあった。グループへの愛が自分を苦しめるんだ、と悲しくなった時もあったけど、その葛藤さえも楽しんでやっていたな、と思います」と、グループを引っ張る立場の心境を語った。
共にステージに立った仲間も目を赤くする中、「私がこの決断できたのは、いつのまにか後輩にいろんなことを任せていたことに気付いたとき、もうNMB48の未来は大丈夫だなと心から思えたからです」と、語り、泣き崩れそうなメンバーを抱きしめ、自身も何度も涙をぬぐいながらファンへ手を振り続けた。
「こじりん」の愛称で親しまれた小嶋は、16年に5期生オーディションに合格。18年に「僕だって泣いちゃうよ」で初選抜入りを果たすと、同年に初代キャプテンの山本彩から2代目キャプテンに指名された。昨年10月発売の「がんばらぬわい」では自身初のセンターを務めた。
