日本アカデミー賞受賞の韓国女優 日本拠点移したきっかけ「ロックバンドだった」と告白 子役出身

 映画「新聞記者」に出演し、「第43回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞を受賞した韓国女優のシム・ウンギョン(31)が25日、現地の人気トーク番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」にゲスト出演。日本へ活動拠点を移した、意外なエピソードを明かした。

 9歳で子役デビューし、韓国ではすでに知名度の高かったシム・ウンギョンは、2017年に突然日本行きを決断。その理由を「当時、日本のロックに夢中になっていて、ロックバンドを結成して東京ドームを席巻したかった」「今でもその夢は諦めていない」と言い、MCの2人を驚かせた。

 そして実際に日本で生活を開始し、語学学習も半年を過ぎたころ、初めて作品オファーがきたという。シム・ウンギョンは「とにかく練習するしかなかった」と言い、韓国語に翻訳された台本と日本語の台本、セリフの入った音声ファイル、日本語教師によるイントネーションチェックという4段階のプロセスを日々継続し、日本語での演技に備えたと回想。

 その努力が実を結び「日本アカデミー賞」で、最優秀主演女優賞という栄冠を手に入れる。しかし、自身が受賞することは「予想もしていなかった」と言い「名前を呼ばれた瞬間、びっくりし過ぎて体がけいれんをおこした」「やっとの思いで、ステージに上がったことを覚えている」と、裏話を披露した。

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