堤真一 2人の娘に「見せたい」木の上に隠れ終戦知らずに生き延びた衝撃の戦争実話が映画化
俳優の堤真一(60)が23日、都内で行われた映画「木の上の軍隊」東京完成披露上映会に山田裕貴(34)と登壇した。
沖縄県では「慰霊の日」と定められているこの日に、東京で上映会が行われた。堤は「(沖縄での戦争の)知識が全くなかったことは申し訳ない気持ちだった」と振り返り「本当にやってよかったし、やるべきだった」と同作への思いを語った。
同作は1945年、沖縄県伊江島で激しい戦争の中、2人の日本兵が木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年間を生き延びた衝撃の実話から映画化。会場には涙を流す観客の姿もあり、堤は「僕には2人の娘がいる。小学生で(普段は)自分の作品は見せないけど、2人にはこれを見せたい」と明かし、「生き残ることの大切さを伝えられると思う」と呼びかけた。
