髪の毛フ~ッ!芸人・海原はるか77歳 ベンチプレスは最高60キロ!「耳は遠くなったね(笑)」ムキムキボディ
漫才コンビの海原はるか・かなたが23日、大阪市内で「海原はるか・かなた芸歴55周年記念公演 はるかなEXPO55」(8月23、24日、大阪・DAIHATSU 心斎橋角座)の取材会を行った。
1970年に「梅田トップホットシアター」で初舞台を踏んでから55年。海原はるかが「55年間も芸能の世界に自分が存在できるとは予測もしていなかった。ありがたいやら、嬉しいやら、感謝しかありません」と、感慨深げに話せば、海原かなたも「我々は箸にも棒にもかからん状態でやってきましたけど、なんとかここまで行き着いたな、と。60年、行けるところまで行ってみたい」と、前向きに語った。
ともに77歳を迎えたが体調に大きな問題はないという。「耳は遠くなったね」と笑うはるかは、体力維持のために始めたジム通いを継続。今でもベンチプレスは最高60キロを上げる。体を鍛える目標の一つとして、かつて69歳でヌード写真を発表した内田裕也さんに触発され、70歳と75歳の節目にプライベートヌードを撮影。80歳での撮影も目論む。かなたは18年に腰部脊柱管狭さく症と診断され、一時は「神経の加減で立てなくなった」が手術を経て回復。「すこぶるとは言いませんけど、元気にやらせていただいてます」と語った。
かなたがはるかの髪の毛へ息を吹きかけ、頭皮があらわになる定番のネタが出来上がったのは2人が50代のころ。はるかが「老けないためには若い人と接するのが一番」と語るように、ネタにはAIの知識も取り入れ、インスタグラム開設や、TikTokでライブ配信を行うなど、時代に順応する努力は怠らない。「ノーサンキューは絶対にないです。絶対に乗っかりますね」と、貪欲な姿勢を崩さない。
今でもネタ台本が出来上がれば、2人で膝をつき合わせての稽古を欠かさない。はるかは「漫才に飽きるということはないですね。台本を覚えられる間は相方と楽しく漫才をやりたい」と、コンビとしての“野望”を口にした。
