なにわ男子の大橋和也が２２日、大阪市内で主演映画「君がトクベツ」の舞台あいさつに、Ｗ主演した俳優・畑芽育と、ＦＡＮＴＡＳＴＩＣＳ・木村慧人とともに登壇した。

　イケメン嫌いの陰キャ女子（畑）と、国民的アイドル（大橋）が出会い、まさかの恋愛を繰り広げる物語。２人の出会いのシーンでは、大橋が畑のおでこにキスをするといい、その場面を舞台上から観客に向かって再現することに。しかし、大橋の「あっ僕のこと好きなんすか？ありがとうございます、ホンマに。はい、デコチューしますね」と、こてこての関西弁でまくし立てながらの“デコチュー”に、観客からは「ヒャぁっ」と、悲鳴にも似た声が上がった。

　畑も「絶対やだ！違う違う！映画を再現して欲しかったの！大橋和也過ぎた」と、どん引き。さらに「やばすぎる！キュンキュンしない！『これからも応援よろしくね、チュッ』が見たかったのに、『じゃ、デコチューします』って、何、今の！」と、強烈にダメ出ししていた。

　散々な言われようの大橋だったが、舞台あいさつの最後にはきっちりアイドルらしさを発揮。「言葉を伝えるのはとても大切やなと思った映画でした。ぜひ僕たちに『好き』っていう言葉をたくさん伝えて欲しい」と作品をアピールしつつ、「せーの言うたら、『大好き』って言って下さい」とお願い。観客の「大好きー！」の声に「オレも」と即答し、黄色い歓声を浴びていた。