「本当にぶん殴りそうに」キングオブコント準優勝芸人 先輩から舞台裏を明かされ放心「ディレクターが『ものすごい巻いてる』って」「お前が膨らませないから」
フジテレビ系「全力!脱力タイムズ」が20日に放送され、くりぃむしちゅー・有田哲平、同局の佐久間みなみアナウンサーがMCを務めた。
この日は、コットン・西村真二がゲスト出演。以前のコンビ名・ラフレクランが話題になった。西村は、現在のコンビ名にしてからキングオブコント決勝に2度進出し2022年は準優勝と、上昇カーブを描いていることから、伸び悩んでいる芸人に改名案を勧めることになった。
最後に「伸び悩んでいる芸人」として登場したのはピン芸人・永野。西村はブレーク中の先輩を前に「違うよ、永野さん…。伸び悩んでるわけないじゃん」と困惑した。
西村は、戸惑いながら渋々「夜勤」と命名したが、永野は「うん?本気で来たんですよ。改名したくて。いらないすよ角度とか。本当に考えてください。誰も笑ってなかった」と不満顔。
さらに、永野は「(西村の)困り顔が序盤からで(番組に)入れない。『脱力タイムズ』って『思った企画じゃない…』って徐々に戸惑っていくのが視聴者は楽しいのに。最初から困り顔で…」と訴えた。
永野は「あと、これは実際の話、実際の話ね。来る前にディレクターが『ものすごい巻いてる』って。(トークが)膨らまないから。この収録って30分は押すの当たり前で1時間いったりすんだよ。めちゃくちゃ巻いてるらしい。お前が膨らませないから。『早く来てください!』って言われて」と舞台裏を暴露。
永野は、力なく苦笑するしかない西村に対して「(収録の)どこを使うんだ?巻くわ、インパクトねえわ。お前、何のインパクトもねえんだよ。インパクトねえなら伸ばせよ。嘘でも」と追い込んだ。
永野は、有田から逆に西村への命名を依頼されると「テレビを終わらせた男」と即答。爆笑の中で「この人が伸び伸びやってるとテレビって誰でも出れるんだと思いますよね。必死だよ、俺がADだったら。お前のために裏で泣きそうな顔してたぞ?フロアディレクターは『巻いてんすよ…』ってイライラしてて」と畳み込んだ。
西村は、コーナーが終わってからも放心状態。「本当にぶん殴りそうになっちゃった…」と力なく呟いて有田と佐久間アナを爆笑させていた。
