ABC新人女子アナに「飛び級」で難関大学院進学の才女 教授の誘い断りアナウンサーの道へ

 ABCの新人、久保光代アナウンサー(23)と新貝まゆアナウンサー(22)が17日にデビューすることが決まり、このほど大阪市内の同局で取材に応じた。

 青学大時代に4年間分の単位を3年時に取り終え、「飛び級」で大学院へ進んだという久保アナ。塩と経済を掛け合わせ、97年に塩専売制度が廃止されて以降の現代経済史を研究し、「教授を目指してみないか」と、誘われたほどだという。現在でもソルトコーディネーターの資格も保持しており、自宅には約50種類の塩を常備。「新月や満月の時にしか取れない塩があって、新月はお魚に、満月はお肉に合うんです」と熱弁した。

 出身は佐賀県呼子町で、父親が海洋土木関係の会社に勤めていたなど、幼い頃から海と縁深い。悪天候の中、海に出ようとしていた父があるアナウンサーの言葉に翻意し、命を救われた経験があるといい、「そこで言葉の重みを初めて知りました。言葉一つで命を救えるアナウンサーになりたい」と、アナウンサーへの道を志願したという。

 さらに祖母から聞いた話では一族が「海賊の末えい」だといい、「鎖国時代に海外に出るのを禁止されている中、貿易をして文化などを取り入れていた、と聞いています」と説明。「父方の祖母から『開拓精神を忘れちゃいかんよ』と、小さい頃から言われていました」と、笑顔で語った。

 新貝アナは2歳からピアノを続け、かつてはヨーロッパ国際ピアノコンクールなどで全国トップになった経験を持つ実力者。幼少期は朝の5時から練習に取り組み、日本一を目指してきた。その自分が「高校球児と重なって、ずっと『熱闘甲子園』を見て育ってきた」と語る。同番組の司会を務めている元ABCのヒロド歩美アナに憧れているといい、「高校球児の思い、ドラマを伝えている姿を見て勇気をもらっていた。誰かの思いをまっすぐ届けられるようなアナウンサーになりたい」と、力を込めた。

 今後については「欲張りなので、報道、バラエティー、スポーツ、全部やりたいです」と、意気込む。特に憧れの「熱闘甲子園」への思いは強く、自身のピアノでの経験を踏まえながら「一つのことに全力で、人生をかけて取り組む方の思いを、自分の言葉でお届けできたら」と、目標を語った。

 福岡県出身で、趣味はお酒を飲むこと。「酒豪なのでは?」と問われると「仰るとおりでございます」と少し恥ずかしそうに認めた。両親共に福岡出身で「お酒を飲んで賑やかな家庭で育ちました。みんなで飲むのが大好きで、飲んだら楽しくなっちゃって、沖縄の『アイヤ、イヤササ』って言って盛り上げているみたいです」と、笑いながら明かした。

 2人は17日の「おはよう朝日です」の7時台でデビュー予定。ABCラジオ「おはようパーソナリティ小縣裕介です」に出演後、ABCラジオニュースでの“初鳴き”を予定している。

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