結成25周年&デビュー20周年のUVERworld 9万2千人動員、熱狂の東京ドーム2デイズ「一緒に最高の夜を過ごしたこと、絶対に忘れない」

 今年結成25周年とデビュー20周年を迎えた6人組ロックバンド、UVERworldが14、15日に東京ドームでライブ「EPIPHANY at TOKYO TOME」を開催し、2日間で9万2000人を動員した。

 UVERworldの東京ドーム公演は2010年、2019年に続く3度目で、チケットは即完。オープニングで花火が上がり、「WICKED BOY」に乗ってメンバーがステージ上方から登場した。ボーカルのTAKUYA∞が「さあ行こうぜオイ!」とあおると、アリーナ前方に設置されたステージに移動しての「PHOENIX AX」で場内のボルテージは早くも最高潮だ。

 TAKUYA∞は「おまえらが人生で一回も見たことねえライブをぶちかましたるからな!やろうぜ昨日以上の今日を、UVERworld史上最高のライブを!」と呼びかけた。

 アニバーサリーイヤーをメンバーチェンジなしで迎え、「紆余(うよ)曲折あったよ。いろんなことありました。でも今日こうやって6人で25年、20周年記念で東京ドームにたどりつけた。そんな俺たちが今あなたたちに一番伝えなきゃいけないことは、今日俺たちと過ごすことを選んでくれて本当にありがとう。俺たちのこと愛してくれて本当にありがとう。もうテクニックやごまかしなんか全く通用しないの分かってるし、いつも通りの自分たちで行くよ。今までずっと信じてた自分たちの音楽、俺が信じ続けてきた言葉、今日もう一度それを信じて愛して届けるだけ」と思いを述べた。

 バンドを始めた頃のマイクや楽器を各自が手にしての1stアルバム収録曲「CHANCE!」から、7月2日リリースのニューアルバム「EPIPHANY」に収録されている「MMH」や「MEMORIES if the End」まで、バンドの歴史をたどるような数々の楽曲を、TAKUYA∞の熱く真摯(しんし)な歌とMC、骨太で強靱(きょうじん)なバンドの演奏で、時にはフェンスに沿ってバックネット裏まで移動するステージに乗って「UVERworldが最後尾を最前列にしに来たよ!」と伝えたり、時にはセンターステージの中央を高く伸ばしたりして、広い東京ドームの隅々にまで届けた。

 2019年の時は「これ以上ないなというぐらい最高のライブができた気がした」ため、「これ以上のライブができないなら俺やめるべきなのかな」と考え、実際に「メンバーや信用できる友だち何人かにそういう相談をした」という。

 そんな時、「ホントにこの人、UVERworldしかいないんじゃないかって思わせる」何人ものファンのメッセージを見たことで「やめられるわけねえ、やめちゃだめだってホントに思ったんだよ。たった一度でも好きになってくれたあなたたちに、今以上好きになってくれるアーティストになれるよう自分を磨いていく。今日以上の自分を目指す、その目標から目をそらさないって決めたんだ」と、翻意したと話した。

 TAKUYA∞は最後に「こうして東京ドームで一緒に最高の夜を過ごしたこと、俺は絶対に忘れない。また会おうぜ!」とメッセージを送り、最初から最後まで熱狂のるつぼと化した東京ドーム公演を締めくくった。

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