人気バンドギタリストが死去 61歳 闘病4年超「もう一度活動したい、と病と闘った」メンバー「全く受け入れ難い」悲痛
SING LIKE TALKINGのメンバーでギタリストの西村智彦さんが5日に死去していたことが12日、分かった。公式サイトで明らかにした。61歳。葬儀は近親者のみで執り行われた。後日、お別れの会を行う予定。
サイト上では「2021年に病を患って以来4年以上、その間、35周年記念コンサートのステージに立つなど、何度となく復活を遂げましたが、再発後、病状は次第に悪化、最期まで、シングライクトーキングのメンバーとして、もう一度活動したいという強い想いで病と闘って参りました」と記され「これまで西村智彦の活動を力強くご支援くださいましたファンの皆様、ご尽力くださいました関係者の皆様に心より御礼申し上げます」とした。
メンバーの佐藤竹善、藤田千章がコメントを発表。「正直、まだ我々も実感が持てずにいます。ただ、幼少期から、人生の殆どの時間を共有してきた我々にとって、その存在は余りにも大きく、全く受け入れ難い事実であることは理解しています。日毎、その喪失感が膨らんでいくことは予想できますが、その大きさはきっと我々自身でさえ想像できないものになるのでしょう」と記し、「西村くんを愛してくださった全ての方々に、彼がおそらく皆さまに伝えたかったであろう想いを折り込みながら、我々から心よりの感謝を申し上げたく思います。今まで本当にありがとうございました」と追悼した。