AKB48の20期研究生・丸山ひなた ダンス、歌を未経験でも「大丈夫」 21期募集中に「自信を持ってほしい」
12月8日に20周年を迎えるAKB48・20期研究生の丸山ひなた(16)が特技の絵画などを生かし、存在感を見せていく。さらに出身の「新潟愛」にもあふれ、地元のよさもアピール。現在、募集が行われている21期生オーディションについても、20期研究生として「勇気を出して自分を信じて応募してほしい」と呼びかけた。
個性の光るフレッシュな16歳だ。20期研究生としてお披露目から約半年で大きなコンサートも経験した。「とても大変だった」と率直に振り返り、「東京ガーデンシアターでの大きなコンサートに参加させていただけて、そのリハーサル期間がものすごく印象的でした。ダンスや歌も成長できたけど、それ以上に人間として成長できた気がする」と手応えを語った。
特技は絵画で自身のSNSなどにも作品をアップしており、今は高校でも美術を学んでいる。「アニメもリアルな絵もデッサンもできます。漫画も描いてみたりしました」とジャンル問わず挑戦。「私は小さい頃、友達があまりいなくて絵を描き始めた。そんな悲しい理由で描き始めた自分の絵をおもしろいとか、元気になったと言ってもらえて、少しでも人の心を動かせるようになったのがうれしくて。だから、この特技を生かしてお仕事にもつなげたい」と見据えた。
新潟からアイドルになるために母親と愛犬と上京。母の献身的な後押しもあって見事にAKB48のオーディションに合格した。「お母さんがいろんなオーディションを探してくれた。小さい頃から曲もたくさん聴いていてAKB48は日本のアイドルの王者というイメージだった。憧れのグループに入ることができて幸せ」と研究生となったことをかみしめている。
ただ、ダンスも歌も未経験だったことで「毎日が必死」と正直に明かす。その上で「でも、できるようになっていくのがすごく楽しいんですよ。他のメンバーと一緒に踊れるようになっていくのがすごく楽しい。オーディションを受けるかどうか迷っている方がいらっしゃったら、自分に自信を持ってほしい。できない子も入ってから努力すれば大丈夫。一緒に頑張るのでぜひ応募して」と呼びかけた。
13、14日には同期の大賀彩姫(19)とともにグループのプロモーションを含めてテレビ新潟「新潟炊きたてバラエティーおにぎりハウス」など地元局の人気番組に立て続けに出演予定。丸山は「生まれ育った新潟県でお仕事させていただけるのが、すごくうれしくてドキドキしている。地元の皆さまに今のAKB48の魅力を伝えたい」と意気込み、「新潟にはNGT48さんがいらっしゃる。でもAKB48で新潟出身の私が夢をかなえたことを知ってほしい。新潟県の皆さまにも恩返しがしたい」と凱旋(がいせん)出演で爪痕を残す。
◆丸山ひなた(まるやま・ひなた)2008年7月11日生まれ。新潟県出身。24年12月にAKB48の20期生としてお披露目。特技は利き納豆、利きお米、利き干し芋。ウルトラマンが好きで同シリーズへの出演が目標。身長159センチ。血液型A。
