Ａぇ！ｇｒｏｕｐの末澤誠也（３０）、正門良規（２８）、佐野晶哉（２３）、小島健（２５）、草間リチャード敬太（２９）が、来年新春公開の実写映画「おそ松さん」第２弾（仮）で、グループとして初めて映画の主演を務めることが１０日、分かった。関西ジュニアの西村拓哉（２２）とともに、主人公の６つ子を演じる。

　「おそ松さん」は故赤塚不二夫さんの名作ギャグ漫画「おそ松くん」が原作。１５年にはアニメ化された。２０歳を過ぎてもクズでニートだが、どこか憎めない６つ子が主人公の、何でもありの予測不可能な物語だ。２２年に所属事務所の先輩であるＳｎｏｗ　Ｍａｎが主演した第１弾は興収１６・７億円と大ヒットした。

　長男・おそ松役の末澤は「Ｓｎｏｗ　Ｍａｎからバトンをしっかり受け取って、より新しい、楽しい、元気な作品にしたい」、次男・カラ松役の正門は「プレッシャーはビシビシと感じておりますが、全力で楽しみたい」と気合十分。三男・チョロ松役の佐野は「よりパワーアップしたものを届けられるように６つ子で仲良く精いっぱい頑張ります」と、２２年版への意識ものぞかせた。

　四男・一松役の小島は「関西で育った僕らにしかできないテンポ感とノリで楽しんで演じたい」と、Ａぇ！ｇｒｏｕｐらしさを意識。五男・十四松役の草間は「何度も映画館に足を運びたくなるような、クセになる作品を作りたい」、末っ子・トド松役の西村は「若さあふれるエネルギーを作品に吹き込めたら」と意気込みを述べた。

　Ｓｎｏｗ　Ｍａｎの向井康二（３０）は「僕らも『おそ松さん』をきっかけにグループとして１個大きくなったと感じることもあるので、同じぐらい、むしろそれ以上に盛り上がってくれたら！」とエールを送った。