山尾志桜里氏 国民民主から出馬会見 W不倫疑惑「極めて未熟」「大変な驕り」 議員パス不正使用もガソリン代問題も謝罪
今夏の参院選比例代表で国民民主党から立候補する元衆院議員の山尾志桜里氏(50)が10日、千代田区・衆議院第一議員会館内で出馬会見を行った。
会見の冒頭、立った状態で説明をスタート。「今回は出馬の経緯、実現したい政策、過去のご指摘についての説明をしたい。なるべく多くの人に、質問の内容が尽きるまで丁寧にお答えしたい。それは現職の議員時代に欠けていた姿勢だったからだと思います」と切り出した。
2012年のガソリン代の請求については、当時の秘書が、ガソリンスタンドから他人のプリペイドカードの領収書を持ち出して経費精算しており、全額弁済したと説明した上で、「166万円だったと思います。決して少ない額ではございません。当時の民進党の政調会長としておわび、説明はしていましたが杓子定規で、説明がきちんと伝わっていなかったなと感じた。13年前とは言え、自分の監督責任がどこにあったのか。落下傘候補で秘書をさがすのに四苦八苦していたことを覚えていますが、きちんとした事務所の態勢をとらなかったことはひとえに私の責任。本当に申し訳ございませんでした」と語った。
続いて、2021年の議員パス不正使用について言及。「当時、議員パスを使った行き帰りの中で私的な用事を済ませていたことは事実です。大変申し訳ありませんでした。謝罪の仕方としても、SNSであいまいな謝罪となって、情けない謝罪だったと反省しています」とした。
さらに、私生活でのW不倫疑惑についても語った。「現在、ご指摘を受けた報道を受けた方とは、私生活でも仕事の面でも特段の交流はない」とし、「当時の自分の行動、ご指摘を受けた際の対応、極めて未熟だったと反省しています。8年前の自分には大変な驕りがあった」と話した。