韓国人気アーティスト イベントのリハーサルをスタッフが強制中断 動画拡散で論争激化→主催が謝罪

 韓国の人気実力派アーティストであるイ・ムジンが、イベントスタッフからおざなりに扱われている動画がSNS上で拡散され、イベント主催側が謝罪したと8日、現地メディアのウィキツリーなどが報じた。

 記事によるとイ・ムジンは4日、忠清南道(チョンチュンナムド)天安(チョナン)市の独立記念館で行われた「2025 天安K-カルチャー博覧会」開幕式の祝祭公演に招待され、事件は本公演のリハーサル時に起きたという。同メディアは、1人のスタッフがイ・ムジンに近寄り「もういいです」「分かった分かった。何やってるんだよ、今」と、強制的にリハーサルを中断させたことを伝えた。

 会場にいた観客やファンが、この様子を動画に収めてSNSで拡散。映像の中では、観客が「何が起きてるの?」「スタッフの言葉遣いがひどい」などと、困惑している声が入っているという。

 論争が激化していることを知ったイベントサイドは、公式アカウントを通して謝罪したが、イ・ムジンの所属事務所・BIG PLANET MADEエンターテインメントは「現場スタッフの不適切な言動と無礼な対応は、非常に残念に思う」「問題の重大性を踏まえ、イベント主催側と進行業者には、強硬に対応する予定だ」と予告。

 その後、イベントサイドは改めて謝罪文を発表し「主催側の天安市は、イベント運営機関に強力な警告と独自の教育を実施」「該当スタッフを、直ちにイベント運営部門で厳重に処分した」ことを報告した。

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