元℃－ｕｔｅの俳優・鈴木愛理が７日、神奈川・ＫＴ　Ｚｅｐｐ　Ｙｏｋｏｈａｍａでライブツアーの初日公演を開催した。

　２０１７年にグループを解散後、ソロアーティストとして活動しながらバラエティー番組のＭＣやドラマ、ミュージカルに出演するなど、多方面で活躍の鈴木が、デビュー８年目を迎え初めてのライブ。オープニングはツアータイトルにもなっている楽曲「Ｏｏｐｓ！」からスタートした。

　ＭＣでは今回のツアーに込めた思いに触れ「ミュージカル『ＳＩＸ』で海外の方とお仕事をする中で、『もっと自分のことを愛していいんだ』と思った」ことが披露する楽曲を選ぶ上で大きな影響を与えたといい「私がくじけそうな時もみんながキラキラしていて前に進めたことが、いっぱいあったから、今回のライブを受け取って『自分、最強！』と思って帰ってもらったらいいな」と、ファンに向けて話すと、会場からは大きな拍手が起こった。

　７日に配信スタートした新曲「Ｏｏｐｓ！」には作詞に携わっており、「『今の私』という内容になっています。過去の自分を背負いながらも前に進んでいく気持ちを『ついてこれる？』というちゃめっ気や小生意気さを出しながらも、気品を残せたらいいなと考えながら書きました。楽曲はベースの音がメインで走っていたり、ＭＶではヨーロッパの世界観を表現していたり、私の好きなものを詰め込んだ作品ができあがりました」とこだわりを明かした。

　今回のツアーでは７月２９日の東京公演まで全国７都市を駆け抜け、７月１２日にはソロとして初の海外単独公演「ＬＩＶＥ　２０２５　ｉｎ上海　～我愛理♡…Ｏｏｐｓ！～」を開催することが決まっている。