玉川徹氏、コメ試食会は「非常に効いた」小泉進次郎大臣周辺に戦略家?「あれがなかったら」
元テレビ朝日の玉川徹氏が2日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、農水省がメディアを対象に古古古米などの試食会を行ったことに「非常に効いた」と絶賛した。
玉川氏は、農水省が行った試食会に参加し、コメの食べ比べを行っていた。これについて「あれは農水省にいるのか、小泉さんの近くにいるのか、非常に戦略家がいるなと思ってて。メディアを集めての試食会、非常に効いたと思う」とコメント。
玉川氏は試食し、新米と古古米について「実際食べて違いを感じなかったから、各ニュースもそれを伝えたが、あれがなかったらメディア、もしかしたらミスリードをしていたかもしれない」とも話し「実際に食べた人に話を聞くところまでいかないと、特集で『美味しい食べ方』みたいなことをやったかもしれない。それは逆に言うと、古古米はおいしくないっていう前提に立って、どうしたら美味しく食べられるかっていう企画を絶対に用意していたはず」と述べた。
「各メディア、味が変わらないってことになったら、それをやる必要がない。ミスリードしなくて良かったが、翻って考えてみると、その戦略を考える人が周りにいたんだなと。これぐらい戦略的なことが、コメの根本問題に生きるといいなって」とも話していた。
