お笑いタレントのおばたのお兄さんが２３日のブログで、東京から福岡へ向かう機内で緊急事態に遭遇したことを明かした。

　おばたはブログのタイトルを「本当にあるんだこんなこと！！！」とし、東京から福岡への移動日の出来事を報告した。

　「福岡行きの飛行機に乗っていると、離陸してから３０分後くらいにＣＡさん達が慌ただしくなり　『意識がない、意識がない！』と。間も無く、機内アナウンスが流れる。『意識を失われたお客様がいらっしゃいます。この中に、お医者様はいらっしゃいませんか！？』緊張感ピッシーーーーーーー！！！！！！」と機内の様子を描写した。

　おばたは「距離にして５メートルほど先の席に座られている男性だ」と至近距離だったことも補足。「センシティブな内容なので先に言います！」として、「意識を失った方は、無事に回復され、着陸前に事なきを得ました！」と無事だったことを明かした。

　おばたは「アナウンスが流れた後　機内は『え？大丈夫かな、、、』の雰囲気に包まれる。もちろん僕もそう思った。しかし、同時に『こんなドラマみたいなことある！？』とも思った」と全くの想定外の展開に驚いたことを記し、「他の乗客も顔を合わせる」と皆、似たような胸中だったのではとつづった。

　ＣＡによるアナウンスを受け、医師が登場。その瞬間についておばたは「すると高身長のイケメン男性が現れた。医者だ！こんなことあるのかよ」とここでも驚いた。「でも、よかった、、、、。このまま誰も現れなければ　自分が医学の道でなく、体育の道を志した事に後悔する所だった」と緊急事態に対応できない自分自身を責めることになったのではとも記した。

　ほどなくして「ご協力ありがとうございました」というアナウンスが流れたという。おばたは「割と日々色んなシミュレーションをしている方ではあるが、改めてＡＥＤの使い方や、心臓マッサージと人工呼吸のやり方を復習しておこうと思った」と不測の事態に備える覚悟をつづった。