Ｈｅｙ！　Ｓａｙ！　ＪＵＭＰの山田涼介（３２）が２４日、千葉県船橋市・ららアリーナ　東京ベイで、初のソロコンサートツアー「Ｒｙｏｓｕｋｅ　Ｙａｍａｄａ　ＬＩＶＥ　ＴＯＵＲ　２０２５　ＲＥＤ」の千葉公演を行った。初のソロアルバムを引っさげ、４月２６日の静岡公演から全国６都市を巡るツアー。魅力を凝縮した演出で全２２曲を熱唱した。

　赤に染まったアリーナに、アルバムリード曲「ＲＥＤ」のイントロとともに登場。「楽しもうぜ！」の一言で、会場のボルテージはいきなり最高潮となった。女性ファンだけではなく、男性ファンも多く「たくさんの方に山田涼介のライブエンターテインメントを見て見たいと思ってもらった。感謝しています」とほほ笑んだ。

　グループでのメンバーカラーでもある「赤」をテーマに、細かな演出まで自身が担当。憧れの存在であるＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの「愛のかたまり」の歌唱や、グループ楽曲のメドレーも披露。終盤には巨大な球体から神々しくステージに再降臨した。１２年前の初ソロ曲「ミステリー　ヴァージン」では、過去の自分と映像上で“共演”した。

　６月２２日に迎えるツアーファイナル（福岡）では、全国２５０の映画館に加えて韓国・香港・台湾の３地域でもライブビューイングを予定。「このツアーも早く折り返しました。最後までスタッフ、ダンスチームとケガなく走り抜けたい」と力強く語った。

　今回の活動を発表する際には「自分の色を１２０％出すライブにしたい」「失神させたいね、全員」と話していた山田。その言葉通り、圧巻の世界観でファンの胸に赤い炎を宿した。