ADHDを告白 韓国女性アーティストの“芸術的DNA”が話題と現地で報道
昨年、自身がADHD(注意欠如・多動症)であることを告白した韓国のR&B歌手・BIBIの“芸術一家”な家族構成が注目を集めていると24日、現地メディアのインサイトが報じた。
BIBIはある番組で「小学生の時、ADHDと診断された。授業に集中できず、友達をつくったり人と話したりすることが苦手で、人から信頼されない子どもだった」と告白。小学6年生の時が「最も深刻な状態」だったと言い、「当時の担任の先生が、私が教科書に描いた落書きを見て、怒らずに『これはどんな絵なのか』と聞いてくれた」「信じてくれる人が一人でもいれば、心は歪まないんだと思った」と明かし、当時話題を集めた。
そして「つらい時期も、家族が支えてくれた」という家族について、最近現地のオンラインコミュニティーで注目されているという。
記事によると、BIBIの父親はトロット(演歌)の作詞・作曲を手がける芸術家として知られ、祖母は詩人、おばは絵画関連の仕事をしているという。また、妹のキム・ナギョンは、24人組ガールズグループtripleS(トリプルエス)のメンバーであり、芸術的DNAにあふれた家庭環境が、BIBIの音楽的才能に多大なる影響を与えたのだろうと伝えた。
BIBIは高校生の時、音楽ストリーミングサービスのサウンドクラウドへ、自作曲を公開。そこで、アーティストのユン・ミレに見いだされ、歌手デビューを果たしている。
ドラマ劇中歌(OST)でも活躍しており、「Oh!ご主人様」「その年、私たちは」「二十五、二十一」などがある。
