「自社の資金を横領」疑いで書類送検 韓国女優が元夫の会社から不動産を仮差し押さえされたことが判明と現地で報道
韓国女優のファン・ジョンウム(40)が最近、個人事務所の資金・43億4000万ウォン相当(約4億3400万円)を横領していた疑いで書類送検されたことが判明する中、離婚訴訟中の元夫で実業家のイ・ヨンドン氏の会社から、18億ウォン(約1億8000万円)相当の不動産が、仮差し押さえされたことが明らかになったと23日、現地メディアのWOMAN SENSEなどが報じた。
記事によるとソウル西部地方裁判所は、ヨンドン氏が代表を務める鉄鋼加工販売会社・コアムコアが3月27日、ファン・ジョンウムを相手取り1億5700万ウォン(約1570万円)の貸金返還訴訟を提起し、4月17日に不動産仮差し押さえを追加で請求したという。そして裁判所は4月30日、コアムコアが請求した不動産仮差し押さえを認め、同日付でファン・ジョンウムが保有する、不動産の一部の仮差し押さえを決定したと伝えた。
この件に関してWOMAN SENSEは、ファン・ジョンウムの所属事務所・Y.ONEエンターテインメントに取材を行ったとし、債務および離婚訴訟に関して「確認不可」と返答されたことを伝えている。
また同メディアの取材により、ファン・ジョンウムが会社のお金を無断で使用していたとされる時期に、ソウル市江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)に建設中のハイエンドオフィステル2棟が、先行分譲された事実も明らかになったという。
有用な公金が仮想通貨だけでなく、不動産投資にも無断で使われた可能性が少なくないため、論争はさらに激化する見通しだと伝えた。
ファン・ジョンウムとイ・ヨンドン氏は、2015年に交際の事実を認め、2016年に結婚。2017年に第1子を出産した。2020年9月には離婚危機を迎えたが復縁し、2022年3月には第2子が誕生している。
しかし2024年2月、ヨンドン氏に帰責事由があったと判断したファン・ジョンウムが、裁判所に離婚届を提出したことを発表した。
