国民的アイドルグループの元人気メンバー 心の支えである先輩の言葉を明かす「何かあったらいつでも頼ってね」

 日向坂46を昨年卒業した丹生明里(24)の主演舞台「フラガール-dance for smile-」(22日~6月2日、東京・新国立劇場 中劇場)の開幕直前取材と公開通し稽古が22日、都内で行われた。

 映画「フラガール」(2006年公開)の舞台版で、舞台単独初主演でフラガールのリーダー・紀美子役を演じる丹生は「稽古が始まった時は(初日を)すごい遠い後、遠い未来のように考えていました、本番の日が。本当に、ついに来てしまったことに、驚きというか」と初日を迎える心境を明かした。

 その上で「通し稽古を劇場でやらせていただいて、より『フラガール』の世界に入って自分が紀美子として生きられるなと実感して、早くこのステキな『フラガール』を見ていただきたいなという気持ちでいっぱい。1カ月以上稽古に励んできた成果を発揮できるように頑張ります」と、自信をにじませた。

 前回2022年版に主演した日向坂46時代の先輩・潮紗理菜には「決まった時には一番に直接報告して、本当にすごく喜んでくださって『ぴったりだと思う』って言ってくださって、『何かあったらいつでも頼ってね』」と激励されたという。潮からは前回の台本を渡されたり、連絡すると「すごく真摯(しんし)に聞いてくださって、本当に心の支えでありました」とサポートに感謝。潮は本番も観劇予定だといい、丹生は「こんなにやってきました!という気持ちを紗理菜さんに向けてお届けできればと思います」と誓った。

 丹生は最後に「この1カ月半、本当に『フラガールチーム』みんなが魂を込めて稽古に励んでいました。まさに一山一家(舞台の常磐炭鉱を表す言葉)の団結で稽古期間を経てついにこの作品をお届けできることができて、本当にうれしく思います。1人1人の生きている信念がぶつかり合って、すごく大きなパワーになって、時代が流れていくこの作品、皆さんもきっと何かしらパワーを得られるんじゃないかと思います。たくさんパワーお届けできるように精いっぱい頑張ります」とメッセージを送った。

 また、作品の舞台である福島県いわき市出身の神尾佑は「私の地元のいわき市が舞台で、やっと呼んでいただきまして、4度目にして念願のフラガールに出させていただきます」と初参加を喜び、「福島の素晴らしさ、いわき市の素晴らしさ、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の素晴らしさをお届けできるように、福島弁で頑張っております」と熱弁。

 4度の上演に皆勤している有森也実は「(総合演出の)河毛(俊作)さんもおっしゃってましたが、これは昔話ではなくて、お客さまもより共感できる、現代のような時代の過渡期にぴったりの作品だと思います」とアピールしていた。

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