モデルで実業家の紗栄子（３８）が１９日、インスタグラムを更新。子育てについて、長文で思いをつづった。長男でモデルでビューした道休蓮（１７）、次男（１５）はともに、イギリスの全寮制の学校に留学している。

　「今朝、息子から嬉しいメッセージが届きました。私が生きる大きな理由のひとつは、もちろん彼らの存在です」と幼い頃の息子たちとの親子写真を添えて投稿。「若くして親になることで、様々な声を耳にすることもありました。シングルで育てていくことになった時も、私たち親子に対する世間の反応は、とても厳しいものでした」と振り返った。紗栄子はダルビッシュ有投手と１２年１月に離婚している。

　「子育てには、正解がありません」「状況や環境、タイミングによって結果は大きく変わるし、たとえ同じ親のもとに生まれた子どもでも、それぞれで性格も感じ方も全く違っていて、アプローチの仕方ひとつで反応も変わります」とし、子育てについて「すぐに結果が出ないことばかりで、正解があるようでない世界。子どもたちと一緒に、自分たちなりの正解を探していく、終わりのない旅のようなもの」と表現した。

　そして「その旅の途中には、今までも他者からの評価で傷つくことが山のようにありました」とも。

　この日、息子から届いた手紙を読み、「『母親』としての“正解”は、他の誰かの判断や評価ではなく、彼ら自身の声の中にある」ということに気付き、「今日、私は、どこかで自信が持てなかった『母親』いう役割の『合格』を、息子からもらうことができたような気がします」「イギリスから届いたメッセージを読み、しばらく涙が止まりませんでしたが、とても幸せな１日の始まりです」とつづった。

　この投稿に、親交のある世界的デザイナー・丸山敬太氏は「素敵　心からリスペクトです。なんか読んでて涙出そうになった。日々を真面目にコツコツと生きている先に素敵な瞬間があることを信じて、より良い明日を生きていきたいです」とコメントを寄せている。