山内惠介 新設の国際音楽賞受賞も ツアー中で会場不在 トロフィーは社長が受け取り 電話出演で感謝

 今年新設された国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」の、最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞の授賞式が19日、京都市内で行われ、山内惠介の「紅の蝶」が受賞。スケジュールの都合で会場にはこられなかった山内は、急きょつないだ電話で喜びを語った。

 プレゼンターを務めた里見浩太朗が受賞者を読み上げた瞬間、受賞者不在に会場はどよめいた。

 現在北海道ツアー中のため、どうしても会場にこられなかったという山内。所属するビクターエンタテインメントの植田勝教社長が代理でトロフィーを受け取る異例の事態となったが、発表後、急きょ電話出演。里見から受賞を聞かされると、「応援して下さったファンの方々、お一人お一人に感謝申し上げます」と、受賞の喜びを語った。

 「MUSIC AWARD」は「世界とつながり、音楽の未来を灯す」をコンセプトに、日本音楽事業者協会など音楽主要5団体が団体の垣根を越えて主催。国内外の音楽関係者ら約5000人による投票で決まる「日本版グラミー賞」ともいえる。演歌・歌謡曲部門は、日本のソウルミュージックともいえる演歌・歌謡曲を世界に発信するために創設。他に純烈、新浜レオン、SHOW-WA、MATSURIの4組がノミネートされていた。

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