≠ME 大阪で厳戒リリイベ 4・29埼玉で来場者による暴力行為で急きょ中止 運営&警備スタッフ3倍

 タレント・指原莉乃プロデュースのアイドルグループ≠MEが11日、大阪・ららぽーとEXPOCITYで10th両A面シングル「モブノデレラ/神様の言うとーり!」発売記念スペシャルリリースイベントを開催した。4月29日のイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)での同イベントはファン以外の来場者による暴力行為が確認されるなどして開始直前に急きょ中止になっていた。

 今回の大阪でのイベントは、警備を大幅に強化しての実施となった。先月29日の埼玉では、20人以上の来場者による会場スタッフに対する参加券強奪や暴力行為などが確認され、開始直前に急きょ中止に。まだ犯人は捕まっていない。今回は会場の都合上、ファンの収容人数は大きく減ったものの、運営と警備スタッフの人数は前回の3倍に増員。優先入場券引換所には防犯カメラを設置するという、万全の対策を講じた。

 緊張感も漂う中、ミニライブでは新曲「モブノデレラ」の初披露を含む計6曲をファンの前で熱唱。リーダーの蟹沢萌子(25)は「朝早くから集まっていただき、本当にありがとうございます!」と前回中止になって以降、最初の対面イベントでファンに感謝と喜びを伝えた。

 指原作詞の新曲「モブノデレラ」のMVは、公式YouTubeでの公開から1カ月で約660万回再生される注目ぶりで、この日のイベントでも2度歌唱した。最後には蟹沢が「無事に安全に皆さんとこうして一緒に時間を過ごすことができて、本当に本当に、ほんっとうに!うれしいです!」と心から感謝。「私たちのために集まってくださり、本当にありがとうございます。6月からはツアーも始まります。これからも≠MEの応援よろしくお願いいたします!」と呼びかけ、トラブルなく無事に終了した。

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