FIFTY FIFTYを脱退 3人が新グループとして再出発 プロデュースは騒動の黒幕と噂の人物
韓国のガールズグループ・FIFTY FIFTYの元メンバー・セナ、シオ、アランが新グループ・ablume(アブルーム)として本格活動を開始すると11日、現地メディアのNewsenなどが報じた。
ablumeは5月9日、1stシングル「Echo」を発表するとともに、ミュージックビデオを公開。所属事務所・MASSIVE E&Cは「ablumeの真心と、チームワークが反映された新曲『Echo』を通じて、たくさんの方たちに、あたたかな響きを感じてほしい」「新たなスタートラインに立ったメンバーが、今後さらに良い姿でファンの皆さんと会えるよう、最善を尽くす」と伝えたという。
またプロデュースは、FIFTY FIFTY事件改ざんの黒幕と指摘されている、デジタルコンテンツ企業・The Giversのアン・ソンイル代表が務めたことが明かされた。アン代表と、再タッグを組んだ理由については「悩んだ末、私たちを最も理解し、良い成果を生み出してくれたアン代表に助けを求めた」「対外的に知られている事実とは大きく異なり、それを証明するためたくさん努力をしている。私たちを信じて、応援してくれるファンの皆さんが心配されるようなことは、全くなかったと自信を持って言える」と伝えられた。
FIFTY FIFTYは2023年「Cupid」で、米ビルボードチャートに旋風を巻き起こし、グローバルな人気を博した。しかし、デビューから1年も経たないうちに、メンバー全員が所属事務所・ATTRAKTに専属契約解除を要請、テンパリング論議に巻き込まれた。
その背景に、アン・ソンイル代表がいるという疑惑が提起され、唯一告訴を取り下げ事務所に戻ったキナを除いた3人は、現在もATTRAKTと裁判を続けている。
そして7日、キナが健康悪化により、活動中断を発表。事務所によるとキナは最近、アン代表との対質尋問後、心的外傷後ストレス症(PTSD)の症状を見せたという。キナは昨年アン代表を、著作権関連の私文書偽造、偽造文書行使容疑で告訴している。
