１０日のＡＢＣテレビ「教えて！ニュースライブ　正義のミカタ」では、石破茂首相に「ヤミ献金疑惑」が浮上しているとして特集した。石破首相は国会などで否定している。

　司会の東野幸治が「誰のリークか分かりません。参院選の前にいろいろ動いてるな」と語ると、経済学者の高橋洋一氏はニヤリとして「まあ、そっちのほうが面白いですよね。誰がリークしたのか」と語った。

　「消費税の話が大騒ぎになってるでしょ。現状（首相は減税）しない。参議院で選挙出る人は、してくれ！でも、しないって言うんで、バトルがあったりね」と語った。

　現在の永田町の動きを、「水面下でいろんな人が動いてる気がします」とした。

　また立憲民主党の野田佳彦代表が「政倫審での弁明」を求めていることも伝えられ、京大大学院教授の藤井聡氏は「これを見て、ふざけるなと思った。政倫審は潔白を証明する場です。（野田氏発言は）むしろ追及じゃなくて援護射撃。証人喚問すべき。偽証罪が適用されるので、政倫審の発言なんかとは次元が違う。なんぼでも攻撃できる」と指摘した。

　野党は石破首相のまま参院選を戦いたい思惑が見え隠れするとの指摘もあがり、ジャーナリストの青山和弘氏は「本気でやるなら証人喚問という手はあるんですが、まず政倫審からと言っていると、国会終わって参院選挙になると思います。ソロリソロリで、やるやらないと言ってる間に、国会が会期末を迎える」と語った。