俳優の仲野太賀（３２）が９日、都内で「全編ｉＰｈｏｎｅ　１６　Ｐｒｏで撮影『ラストシーン』プレミア試写会」に参加した。

　今作はｉＰｈｏｎｅ　１６　Ｐｒｏで全編を撮影した短編映画で、鎌倉の街を舞台にしたタイムトラベル・ラブストーリーとなっている。主演を務めた仲野は、脚本家役を熱演し、「機材から来るプレッシャーや圧みたいなものがほとんどなくて、演じてみてもとてもリラックスした状態で役に入っていけた。その感覚はとても新鮮でしたね」と、新感覚の撮影だったと振り返った。

　未来のシーンでは老人メークをした仲野と、未来のロボットを演じたリリー・フランキー（６１）が話すシーンが描かれた。リリーが「仕上がり見たら、俺相当いけている感じで注目を浴びるぞと思っていたら、太賀の老けメークの方が面白かった」と笑わせた。未来的なロボットと古典的なメークの共存に、仲野も「異様なツーショットでしたね」と楽しげだった。

　イベントには是枝裕和監督（６２）、俳優の黒田大輔（４７）、女優の福地桃子（２７）も登壇した。