嵐の「聖地」善國寺 住職明かす二宮和也秘話 ドラマ舞台で絵馬の売上倍増

 取材に応じた住職の嶋田堯嗣氏
 嵐への思いなどが書かれている善國寺に飾られた絵馬(写真を一部加工してあります)
 「嵐の聖地」として知られる「毘沙門天 善國寺」
3枚

 日本中を驚かせた嵐の解散発表から一夜明けた7日、「嵐の聖地」として知られる東京・神楽坂の「毘沙門天 善國寺」からは寂しさを訴える声があがった。

 同所は二宮和也が主演を務めたドラマ「拝啓、父上様」や、相葉雅紀が主演のドラマ「僕とシッポと神楽坂」で神楽坂がロケ地となったことから、ファンから「聖地」として親しまれるようになった。

 この日、住職の嶋田堯嗣(ぎょうじ)氏がデイリースポーツなどの取材に応じ「残念だけどしょうがないかな」と率直に吐露。「拝啓-」の撮影時には「本堂の下に休憩室を設けていて、ニノがよくそこで休んでた」と述懐した。

 また「ドラマが終わって、打ち上げに私も呼ばれて行ったんですけど、ニノがとことことこって私の所に来まして『住職、長い間、お世話になりました。ありがとうございました』って言いに来たんで、なかなか礼儀正しい青年だなと。本当に男前だけど好青年。そういう感じを受けたので陰ながら応援してました」と裏話も明かした。

 ドラマをきっかけに「聖地化」したことで参拝客は増えたといい、「絵馬の売り上げは倍増しました」と笑顔で告白。コンサートのチケット当選を願う人、グループ活動休止後に復帰を願う人など、同所で嵐への思いを絵馬に書く事が、ファンにとっての恒例行事となっている。

 他にも神楽坂を舞台にした番組でメンバー全員と会ったことがあるという嶋田氏は、グループとしての印象を「皆さんやっぱりサービス精神は旺盛。ファンあっての彼らだから、ファンを大事にしてる」と語った。

 「ファンの方々と同じだけど、解散しても、いつまでも仲良く友達同士でいてほしいっていうのが一つ。それからやっぱり健康に気をつけてほしい」と願い、解散前に予定されてる「最後のコンサート」を前に「皆そろって来てくれたらうれしい」とライブの成功祈願に訪れてほしいという思いも言葉にした。

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