テレビ業界の衝撃セクハラ 弘中綾香アナもドン引き 女性官能作家「女性はとても都合のいい扱われ方をしていて」

 テレビ朝日系「伊沢みなみかわのクイズに出ない世界」が5日、放送され、ピン芸人・みなみかわ、同局の弘中綾香アナウンサー、タレント・伊沢拓司が出演した。

 通常のクイズには出題されないようなクイズがテーマ。今回は「官能小説」にまつわる難問が数々出題された。この日は、女性官能小説家・うかみ綾乃氏を招き、業界の知られざる部分にスポットをあてた。

 うかみ氏は「セクハラが多かったですね。テレビ」と回想。「若い頃、当時も(テレビに)よく出てたんですけれども。(打ち合わせと)全然違うセクシーな衣装を用意されて。畳の間とか用意されてて『そこで転がってください』って撮影会が始まっちゃって。女性の官能小説家だから、こういうこともやってくれるだろうって当時は思われたんだろうね」と振り返った。

 番組では、うかみ氏が最も腹ただしかったセクハラは?という問題を出題。みなみかわは「官能小説家やから、ちょっと軽んじられたときがあったってことですよね」と分析した。

 弘中アナは「小説家ならではってことだったんで。『文章を再現してほしい』。濡れ場のシーンを『先生、ちょっと再現してください』みたいな」と回答。伊沢は「『挿絵と同じポーズで映ってほしい』と言われた」と答えた。

 みなみかわは「いや、でもね、2人とも、やっぱちょっと高尚ですわ。『小説家なのに、こんなお願いされるの?テレビマンってこんなに低レベルなの』っていうことを言われるんですよ」と力説。「下着が見える衣装を着てください」と回答した。

 うかみ氏から、明かされた衝撃の体験談は「実体験を書いたって、もう決めつけられているから。自分の実体験を書いた場所を朗読してくださいって。朗読したら、カメラがつま先から足から舐めるように撮られて。一体、何の撮影なのこれは?っていうね」と述懐。

 「特にエロの作品は100%、全てが男性による男性のためのもので、女性はその中でとても都合のいい扱われ方をしていて。私はそういう社会も壊していきたくって官能小説を書いてるの。女性の視点で女性の性を書いている。女性が自分の生と自分の体を肯定して、誰もが楽しく堂々と生きていける。そのために書いている」と語った。

 みなみかわは「ちょっと情けないわ俺は。先生、すみません。本当に申し訳ありませんでした」と自身の回答を謝罪。伊沢は「まず決めつけられてるんですもんね。自分の実体験だって」と、あまりの無礼さにドン引き。弘中アナも「(小説は)想像なのに。間違っている」と作家の創造性に対する否定を指摘していた。

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