韓国大人気歌謡オーディションの日本版で高校生が優勝 1000万円&メジャーデビュー権利獲得 細川たかしもエール
韓国大人気歌謡オーディションの日本版「ミスタートロット ジャパン」の決勝が3日、都内で開催され、17歳の「徳島のモンスター高校生」島憂樹さんが優勝。「初代Mr.TROT」として賞金1000万円と、プロのボーカリストとしてメジャーデビューする権利が与えられた。
出場者は昭和・平成の名曲を歌って戦う。熾烈な審査を勝ち抜いた74人の中から5人が決勝に進み、島さんは「今の自分を最も表現できる『勝負曲』」というお題で、谷村新司さんの「昴 -すばる-」を熱唱した。
圧巻の歌声で会場を感動の渦に巻き込んだ島さんは、「これから僕の音楽人生が始まると思うのですが、もっともっと頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と涙を流して喜びを表現。審査員を務めた演歌歌手・細川たかしは「これから大変だよな。17歳だし、声が本格的ではないので、もっともっと練習していかなきゃいけないかな」とエールを送った。
プロのシンガーとして羽ばたいていく今後について島さんは、「言語が違っても、世界中の方に『日本の歌っていいな、日本っていいな』と思ってもらえるように、先陣を切って日本の歌を歌い継いでいきたいと思います」意気込んだ。
「歌いたい曲」を問われると、「感動する映画のエンディングに使われるような楽曲」と語り、「ピアノの伴奏で壮大な世界観が作り出されるような、愛や感動を与える曲を歌いたいです」と夢を膨らませていた。
また、ファイナリスト全員が参加するカバーアルバムのリリースと、ファンミーティングの開催が発表された。
