野村康太 ブルース・リー流で好演 身長184センチ&バスケ全国ベスト8の最旬イケメン俳優
俳優・野村康太(21)の仕事が途切れない。2022年のデビューから3年。4月期にはテレ東系ドラマ「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」(金曜、深夜0・12)など出演2作がスタートし、これで昨年7月期から4期続けての連ドラ出演と乗っている。身長184センチの最旬イケメンは、高校時代にバスケで全国ベスト8のスポーツマン。“ブルース・リー流”の演技プランで次々と作品を重ねる現在地に迫った。
手足がすらりと長く、スタイルのよさが華を引き立てる。聞けば小6ですでに身長175センチあったという。
「身長を伸ばしたくて、夜8時半には寝てましたね。母がわざわざ栄養のなんとかマイスターみたいな資格を取ってくれて、栄養満点のご飯を作ってくれました。ランドセルを背負っていたにも関わらず175センチだったので、バスで大人料金を取られたりしてました」
爽やかに笑いながら高身長あるあるを語った。
最新作「ディアマイベイビー-」では、主演の松下由樹演じる芸能事務所のベテランマネジャー・恵子に見いだされる新人俳優役。恵子の狂気的な愛によって支配され、物語はやがて大事件へとつながっていく。
「台本を読む限り、だいぶ精神的にむしばまれていく感じなので、現場で松下さんの演技を受け取って、感じたままに表現するのが1番なのかなと思ってます。あんまり考え過ぎちゃうとお芝居が固くなっちゃうので。プランは持って行くんですけど、なるべく現場で感じたままにお芝居するように心がけてはいます」
考えるな、感じろ。ブルース・リーが名作映画で放ったセリフのように、現場での感覚を大切にしている。
高身長も相まって小中高でバスケ部に所属しており「バスケでも、その場その場で感じたままに動いていたので習慣付いているものが多少なりともあるのかなと思ってます。考えるより、感じたままに感覚で動く。(経験が)生きているのかなとは思います」と自己分析する。
中学時代のコーチから「失敗を恐れるな。失敗を恐れている自分を恐れよ」と伝えられ「それはすごい心に響いてます。チャレンジ精神は大事なんだなって」と語る。強豪校だった高校の部活も自主性を重んじる風土で全体練習1時間半に対し、自主練が3時間ほど。スモールフォワードとして躍動した。
高校3年次にはインターハイでベスト8まで進出したが「バスケはお腹いっぱいで。小さい時から映画やドラマを見ていたので、未知の世界に入りたいって気持ちもあって、俳優を目指しました」と“失敗を恐れず”に飛び込んだ。
デビューから3年。「相変わらず、お芝居は難しいです」と実感を込めつつ、続けた。「ひとつひとつの役に真剣に向き合っていくことに精いっぱい。あんまり将来のことは考えられないです。でも、楽しいと思える瞬間は増えました」。舞台をコートからカメラ前に移し、自らを表現していく。
◇野村 康太(のむら・こうた)2003年11月30日生まれ。東京都出身。メンズノンノ専属モデル。22年のドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」で俳優デビュー。主な出演作はドラマ「パーフェクトプロポーズ」「夫の家庭を壊すまで」「その着せ替え人形は恋をする」など。今期は「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」にも出演中。5月には主演映画「6人ぼっち」の公開が待機している。現在は「1日にタンパク質200グラム」を掲げ、ご飯を計量してから食べるなどストイックな食生活を続けている。
