板垣李光人 初朝ドラ出演で堤真一と親子役 「楽しみでならない」 25年後期「ばけばけ」新キャスト発表

 2014年以来の朝ドラ出演となる堤真一
 朝ドラ初出演が決まった板垣李光人
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 NHK大阪放送局は26日、女優の高石あかりがヒロインを務める、2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の新キャストとして、堤真一と板垣李光人の出演を発表した。2人は高石演じる松野トキの親戚で、陰日向で支える雨清水傳とその息子・雨清水三之丞を演じる。

 朝ドラ出演は2014年の「マッサン」以来となる堤が演じる雨清水傳は、松江藩に名をはせる上級武士で文武両道のエリート。松江で知らない人はいないほどの人格者で、時代が変化する中でトキをはじめ多くの没落士族に手を差し伸べる。「貧しくても明るい家族の絆で結ばれた物語で、生きる活力があふれています。その雰囲気がそのまま撮影現場にも広がっていて、全体が明るく楽しく進んでいると感じています」と語った。

 板垣演じる雨清水家の三男・三之丞はトキの2歳年下で、兄が家督を継ぐため自身には役目がなく、家の中にも居場所がないため、トキたちの仕事場に入り浸る。朝ドラ初出演の板垣は「今からこの世界の中で半年間生きることができると思うと楽しみでなりません」と、喜びを語り、「はたから見れば世間知らずなお坊ちゃんかもしれませんが、彼が彼なりに抱える葛藤や苦悩、時代に翻弄されるさまを全て抱きしめて誠心誠意、少しのおかしみも持ちながら演じていきたいです」と意気込みを語った。

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