音楽ユニット「ＣＨＡＧＥ　ａｎｄ　ＡＳＫＡ」の未発表音源や映像、写真など、関係者しか知り得ない情報が、２人の活動に関わったとされる人物によって、不正販売されていたことが２８日、公式サイトで発表された。１１日にも、音源や映像が、無断売買・配信されていることについて警告を発したばかりだった。

　サイトでは情報提供により、そのほかにも「ツアー関連の資料」や、「果ては本人に関わるプライベートな写真」が販売されていたことを「確認した」と報告。

　「こうした不正なコンテンツの売買や提供の話を持ちかけられた場合でも、決して関与されませんよう、ファンの皆様にはご自身を守る意味でも冷静にご判断いただき、違法行為に加担することのないようご自重くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけた。

　その上で、ユニットによるコンテンツの管理や保有元についても説明。

　音源や映像は、原盤・出版・肖像権等を管理する株式会社ロックダムアーティスツと「共同管理者である株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが管理・保有しており」とし、「当社と直接の取引や関係性のない個人・法人に対して、これらのコンテンツの使用を許諾することは一切ございません」と断言した。

　そして、「許諾を得ることなくインターネット上などにアップロードされたコンテンツは、すべて違法アップロードに該当する」と記した。