中山美穂さんお別れ会 小泉今日子がお別れの言葉で涙 天国の皆様に「美穂さん取扱説明書」 「すぐに人を信用」「機嫌が悪い時は」「よく泣きます」
昨年12月に入浴中の不慮の事故で死去した女優の中山美穂さん(享年54)のお別れ会が22日、東京国際フォーラムホールB7で営まれた。喪主は妹で女優の中山忍(52)が務め、第一部は関係者向けの献花が行われた。女優の小泉今日子が友人代表としてお別れの言葉を読み、アイドル時代からの盟友である美穂さんを涙ながらに悼んだ。
小泉は「中山美穂様」と切り出し、出会いから回想。当時16歳の美穂さんとテレビ局の控え室で同じ部屋を使ったことがきっかけで、「瞳を見た瞬間にあなたとは仲良くなれそうだと思ったのでした」と述懐した。お互いに「美穂」「キョンちゃん」と呼び合い、青春時代を過ごした二人。会う機会が減っても「どこかで必ず会える」と思っていたというが、突然の別れに際して「お別れの言葉を述べるのは想定外でした」と語りかけた。
長年の付き合いがある自身の立場から、これから天国で出会う人々に向け、美穂さんの取扱説明書として「1、ものすごくはしゃいでいる時は、問題を抱えている可能性があります。寄り添って目を離さないで下さい。2、機嫌が悪そうに見える時は、おいしい食べ物やお酒を与えると簡単に元に戻ります。3、自分の気持ちを伝えるのが苦手です。4、根が優しいので、直ぐに人を信用してしまいます。5、根が素直なので、よく泣きます」などと読み上げた。
最後に「いよいよ、私もあることを貴方にいわなければならなくなりました」と切り出すと、思わず涙声に。「美穂…さようなら。美穂…よく頑張ったね。美穂…ありがとう。かわいい妹。美穂…元気でね。美穂…そのうち行くから待っててね」と愛の言葉を重ね、天国の美穂さんに語りかけていた。
