爆笑問題の太田光が２０日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」に出演。国会で持論を展開した日本維新の会の松野明美参院議員に言及した。

　松野氏は１５日の参院の農林水産委員会で、「たまたま朝、テレビをつけておりまして、朝ドラを見たら、子供達がおいしそうにパンを食べてるシーンがあったんですね」と切り出し「子供達は演技ではなく、本当においしいんだろうなって。テレビでおいしそうなものを見るとついつい食べたくなる。この朝ドラのタイトルが『あんぱん』なんですね。これまでは『おにぎり』じゃなかったかなって。世の中、『おにぎり』から『あんぱん』になっている。こういう社会の流れが…」などと朝ドラのタイトルに引っかけて持論を展開した。

　番組では、浦野芽良アナウンサーが松野氏を直撃した模様を放送。政府の米対策について、「政策が遅いんですよ。政府備蓄米なんてもっと早く放出すればよかったじゃないか。去年の８月から出てるんですから、私何回も言ってるんですよ。スピード感も持って走らないとダメなんですよ」と述べた。

　浦野アナが「ちょっと聞きずらいんですが、『おにぎり』っておっしゃってたのは、ドラマの『おむすび』のことだったのかなと思ったんですが？」と尋ねると、松野氏は「タイトルが『おにぎり』から『あんぱん』になったんですよ、朝ドラが」と朝ドラのタイトルを引用したと説明した。

　「それは『おにぎり』ではなく『おむすび』じゃないですか？」と浦野アナが訂正すると、松野氏はフリーズ。ドラマのタイトルを改めて確認すると、「あら！ちょっと！私『おむすび』って言いませんでしたか？しまった…」と悔しがっていた。

　スタジオの太田はにやつきながら「これは議員辞職でしょうね」と一言。これにはスタジオは大爆笑で、相方の田中裕二も「これで議員辞職は、さすがにないと思いますけどね。さすがですね、松野さん」と笑って応じていた。