韓国で急死のお天気キャスター「職場内いじめ」で国会質疑実施と現地報道 実母が「真実を知りたい」
昨年9月に、韓国放送局・MBCのお天気キャスターだったオ・ヨアンナさんが、職場での嫌がらせを苦に28歳という若さで急死したと、現地で報じられた。その後MBC側は、真相調査委員会を立ち上げ、今年2月より調査を開始したと発表している。
そんな中、国会科学技術放送通信委員会では18日、“職場内いじめ”についての懸案質疑が行われたと、現地メディアのOSENなどが報じた。
記事によると、委員会には故人の実母が参考人として出席したが、いじめの加害者として、耳目を集めているお天気キャスターを含むMBC関係者のほとんどが、姿を見せなかったという。
ヨアンナさんの母親は「MBC側は、私たちにきちんと謝罪したことがない」「国会で、部長という方が謝罪していたが、それを見た私たちはより孤独を感じ、一人で戦っているような気分になった」と涙ながらに批判した。そして「娘が全ての臆測から解放され、安らかに眠れるよう、国会議員の皆さんには、真実究明の手伝いをお願いしたい」と訴えたと伝えた。
