北川景子 第2子出産以来、初の連続ドラマ 子ども失う母親役に「身を削って体当たり」の覚悟
女優の北川景子(38)が17日、都内で行われた主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ「あなたを奪ったその日から」の制作発表に仁村紗和(30)、平祐奈(26)、Snow Man・阿部亮平(31)、筒井道隆(54)、大森南朋(53)らと出席した。
北川は昨年1月に第2子出産を発表して以来、初の連続ドラマ出演。「体当たりでやっています」と撮影に臨む姿勢を明かし、「台本もよく読み込みますし、セリフも覚えて現場には向かうけど、でも共演の方とその場にいてお芝居をしてみると自分が考えていたとか、想像していたものとは違うお芝居が生まれることがあった。考えすぎないで行って、感じたままにやる。今回は身を削って体当たりでやることが合っている作品」と語った。
大森からも「体当たりを全部受けている。楽しませていただいています。こっちも体当たりで向かわないといけない」と語られ、緊迫したシーンも続く。同作は10年前、食品事故で突然わが子を失った母親(北川)が、大森演じる事故を起こした総菜店の社長を憎み、その子どもを誘拐することで復讐(ふくしゅう)を果たそうとする。そこから大きな誤算とサスペンスに包まれた、親子愛の物語が展開していく。
北川は「重たいドラマかと思うかもしれないけど、親子愛とか、職場の上司と部下の信頼関係とか絆とか、いろんな人間関係が描かれているヒューマンドラマ。たくさんの方に見ていただければここにいる誰かのキャラクターに共感できるような物語になっていると思っています」と見どころを挙げ、「撮影をして感じたのは人間ってどこかで間違ってしまったり、過ちを犯してしまうことは経験はあると思うけど、そうなった時にどうやって再起をかけて立ち上がっていくかが大切なのではないかなと思った。誰かが過ちをしてしまった時にそれをどんなふうに許せるのかが大事なのではないかなと。生き方のヒントも散らばっているようなドラマになっている。目が離せない展開になっていると思います」とアピールした。
