桂文枝 師匠の先代文枝夫人の死去を明かす「奥様が旅立たれました」96歳、優しさに感謝

 落語家の桂文枝が16日に更新したブログで、師匠である五代目文枝の夫人が亡くなったと明かした。五代目は2005年に亡くなっている。

 文枝は「合掌 今朝 先代文枝師匠の奥様が師匠の待つ彼岸へと旅立たれました 96歳でした」と記した。「入門の時からずいぶんお世話になりました 奥様も出来の悪い弟子に苦労されたと思います。稽古の時 師匠は違う、お前の口調は学生時代の素人口調が身についてるから、それを直さんと」と思い出をつづり、「師匠は僕が間違うと さしで僕の膝をピシャリと叩きました」と師匠から厳しい指導を受けたことを記した。

 「奥様が稽古が始まるとすぐに物差しを隠してくださいました。優しく見守ってくださいました」と優しくしてくれたことを感謝。「どうぞ安らかにおやすみくださいませ 再び合掌」と、つづった。

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