５人組ビジュアル系ロックバンドＤＩＲ　ＥＮ　ＧＲＥＹ（ディル・アン・グレイ）に、世界最大級のライブ・エンターテインメント企業からイベント出演のラブコールが来たことが１４日までに、分かった。

　５人は今月８日、９日、１１日の３日間にわたり、米ロサンゼルスで単独公演を開催。連日超満員のチケットはソールドアウトで、大盛況のうちに幕を閉じた。

　１曲終わるごとに客席からは拍手・大声援が沸き起こり、楽曲に合わせて現地ファンが歌う場面も。グッズの売れ行きも好調で、品薄になり追加生産されたという。

　この「快挙」を間近で見ていたのが、世界最大級のライブ・エンターテインメント企業「Ｌｉｖｅ　Ｎａｔｉｏｎ」のＫｅｌｌｙ　Ｋａｐｐ副社長。

　９度にわたり、グラミー賞に輝き「ロックの殿堂」入りを果たしたＭＥＴＡＬＬＩＣＡや、全世界累計セールス１億枚以上を記録し２１世紀で最も売れたとされるロックバンド・ＬＩＮＫＩＮ　ＰＡＲＫなど、そうそうたる顔ぶれのプロモーションを行っていて、５人に興味を示した。

　Ｋａｐｐ副社長は「ＤＩＲ　ＥＮ　ＧＲＥＹのアメリカでの見事な帰還、そして完売となった公演は、目の当たりにして非常に感動的でした。ライブは圧巻で、演出も素晴らしく、ファンが公演前に何時間も並んでいる光景からも明らかなように、アメリカでの強い需要があることが感じられた」と絶賛のコメント。

　５人がＭＥＴＡＬＬＩＣＡやＬＩＮＫＩＮ　ＰＡＲＫといった伝説のバンドと競演する日は近いのかもしれない。