中原ひとみ 恋人役で結婚した江原真二郎さんに思いはせる 主演映画「純愛物語」上映舞台あいさつに登壇
邦画全盛期にスター女優として活躍した中原ひとみ(88)が8日、東京・丸の内TOEIで主演映画「純愛物語」(57年公開)の上映に合わせて舞台あいさつを行った。
広島で被ばくした少女(中原)の悲恋を描いた名作で、中原は恋人役だった江原真二郎さんと60年に結婚。江原さんは22年に死去しており、「元気でいれば今日も一緒に皆さまにお会いできたのに、残念だなあと思っています」と寂しがった。
自身は88歳になったが、「俳優には引退という言葉はない、元気なうちはいつまでも挑戦できると思っています」と意気盛んだった。
同劇場では5月8日まで昭和の名作・ヒット作42本を上映する「昭和100年映画祭」を開催しており、その一環として今回の上映と舞台あいさつが行われた。
