フジテレビ清水社長「キャッシュフローが戻ることがとても重要」「信頼を取り戻す」退任の意思聞かれ
中居正広氏と女性のトラブルに端を発した問題で、フジテレビは31日、第三者委員会の調査報告を公表。同局の清水賢治社長が会見した。
清水社長は、一連の問題に見通しが立ったら退任の意思はあるのかという質問に「まず改革を断行し、フジテレビの(世間からの)信頼を取り戻す。そして一日も早く、普通の業務に戻れるように社員たちの生活を守るということを」と話した。
つづけて「各種のステークホルダーの生活を守るために、系列局、ネット局も含め、基本的には今までのレギュラーについてはそれを維持したままの体制をとっております。よって、毎月非常に多くの営業費用がかかって、赤字が非常に大きくなっている状況」と説明。
さらに「今すぐ削減してしまうと、今度はステークホルダーに甚大なる被害が及んでしまうということになります。この状況が1日でも早く、たとえば半分、50パーセントに戻るのかどうかっていうところで。1日でも早く、キャッシュフローが戻るということがとても重要なことだと。それが人々を守ることになると思っています。私の使命は、まずはそれをやることが最優先」と話した。