フジ・清水社長 経費で落とされた約38万円の“スイートルーム飲み”代は「不適切」「返金を求めることも含め、厳正に対処」

 中居正広氏と女性のトラブルに端を発した問題で、フジテレビは31日、第三者委員会の調査報告書を公表し、記者会見を行った。

 女性は当時フジテレビのアナウンサー(Aアナ)だったと明らかにされた。報告書ではトラブルの前段で、2021年12月に、Aアナを含めた女性アナ4人と、中居氏、「タレントU」(※報告書の登場順のアルファベット表記。イニシャルではないとみられる)、フジ幹部らが参加し、外資系ホテルのスイートルームで飲み会があったとした。女性スタッフらが配膳し、報告書では、「参加者の中には性的な発言があったと述べる者もいた」としている。

 フジテレビの会見に先立って行われた第三者委員会では、質疑応答の中で、その際に使われた約38万円の費用が「番組のロケと施設使用料の名目」の経費としてフジテレビが負担したことが明らかになった。

 この件について、フジテレビの会見に臨んだ清水賢治社長は「実態は報告書に書かれた通りの『タレントとの交際費』だった。名目上は極めて不適切。今後は弁護士の意見も確認して返金を求めることも含め、厳正に対処していく考えです」とした。さらに、このような類似事案への対処について「類似事案について、事実確認をした上で厳正に処分をする考え。決して許さない姿勢が大事」と強調した。

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