岩手出身の歌手・早瀬ひとみ 大船渡の山火事で「できることをしてきました」友人も被災、支援呼びかける

 新曲「愚恋歌」発売記念ライブを行った早瀬ひとみ(中)と作詞の高畠じゅん子氏(左)、作曲の徳久広司氏
 新曲「愚恋歌」を熱唱する早瀬ひとみ
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 今年でデビュー45周年の歌手・早瀬ひとみが30日、都内で新曲「愚恋歌」の発売記念ライブを行い、約100人のファンを前に全15曲を歌い上げた。

 作詞の高畠じゅん子氏と作曲の徳久広司氏も駆けつけ、徳久氏は「イメージを壊そうよと、においのするようなクセのあるくさい曲を書きました」と解説。早瀬は御前歌唱に「とても緊張しています」と言いつつ、春らしいピンクのドレスをひらめかせながら「愚恋歌」を熱唱し、ファンに「これからは人肌の温かさでご支援いただけたら」と語りかけた。

 この他、1980年のデビュー曲「北の岬」やシャンソンの「ろくでなし」、美空ひばりさんのカバー「おまえに惚れた」などでパワフルな美声を聴かせていた。

 また、岩手県住田町出身の早瀬は、2月26日に発生して3月9日に鎮火した大船渡の大規模な山火事の時期に岩手に行っており、一つ仕事がなくなった他、友人たちも巻き込まれたと明かした。「自分ができることをしてきました」と話し、支援を呼びかけていた。

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