４人組アイドルグループ・わーすたが２９日、東京・ＬＩＮＥ　ＣＵＢＥ　ＳＨＩＢＵＹＡで、結成１０周年アニバーサリーライブを開催した。２月に発売した１０周年記念曲「わーるどすたんだーど」を皮切りに全２３曲を、グループとして発信し続けてきた「かわいい」コンセプト全開に熱唱。節目を迎えたグループ結成日当日を、１６００人のわーしっぷ（ファンネーム）と盛大に祝った。

　リーダーの廣川奈々聖は「このアイドル界で１０年も残り続けられて、この日を迎えられることが本当に幸せ」と感慨。小玉梨々華も「１０年前から変わらず私たちの芯を曲げずに続けてこられたのは本当に誇らしいし、私たちにとっても自慢のグループでいられてる実感がある」と胸を張った。

　「Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ　Ｓｔａｎｄａｒｄ」の略であるグループ名さながら１３カ国でライブを行い、世界を標準に活動をしてきた。松田美里（２５）は「もっと行ってない国に行きたい」とし「ワールドツアーが夢なので実現できたらと思ってる」と大きな野望を口に。三品瑠香も「会場によってできることも限られてくるし、やりたいことを存分にできる場所でライブがしたい」と続いた。

　また国内で長年目標としている日本武道館公演について廣川は「おととしの夏のワンマンライブで皆の前で宣言させてもらってからまだかなえられてない状態」と説明。「今だよな、ってタイミングでかなえられたいいなって思う。今はそこが一番具体的な所」と真剣なまなざしで語った。

　この日は今年夏に両Ａ面のシングルを発売すること、わーすた主催のアイドルフェス「にゃんぽこらフェス！」を開催することなども発表した。